DATE関数の使い方
Excel(エクセル)のDATE関数は、入力されている日付をシリアル値に変換します。YYYYMMDD形式などで入力されている数値データをシリアル値に変換して、日付データとして扱うことができます。シリアル値とは「1900 年 1 月 1 日」を「1」と数え、その日からの通算日数を表した数値です。
できること
日付をシリアル値に変換する
Excelの対応バージョン
Excel2010、Excel2007、Excel2003、Excel2002
アドイン
必要なし
項目 | 詳細 |
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書式 |
DATE(年,月,日) |
年 (必須) |
1 ~ 4 桁で年を指定します |
月 (必須) |
月を表す数値を、1 ~ 12 の範囲で指定します。 重要月に12より大きい数値を指定すると 1 月から月引数を加えた月を指定したことになります。また、1 より小さい数字を指定すると1月から月引数に 1 を加えたを月数を減算した月を指定したことになります。 |
日 (必須) |
日を表す数値を、1 ~ 31 の範囲で指定します。 重要日に月の最終日より大きい数値を指定すると 1 日から日引数を加えた日を指定したことになります。また、1 より小さい数字を指定すると1日から日引数に 1 を加えたを日数を減算した日を指定したことになります。 |
DATE関数の使用例(その1)
式 | =DATE(B1,B2,B3) |
結果 40466 |
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説明 |
セルに入力されている数値を引数として指定して「2010年10月15日」のシリアル値を求めます。 |
式 | =DATE(B1,B2,1) |
結果 40452 |
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説明 |
セルに入力されている数値の内、年と月を使用して「月初め」のシリアル値を求めます。(2010年10月1日) |
使用例(その2)「数値データからの変換」
式 | =DATE(LEFT(B1,4),MID(B1,5,2),RIGHT(B1,2)) |
結果 40366 |
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説明 |
YYYYMMDD 形式の日付を LEFT関数、MID関数、RIGHT関数を用いてシリアル値に変換します。(2010年7月7日) |
式 | =DATE(LEFT(B1,4),-3,1) |
結果 40057 |
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説明 |
上記数値データの年のみを使用して、引数年の「4ヶ月前の月初め」のシリアル値を求めます。(2009年9日1日) |