TRIMMEAN関数の使い方
Excel(エクセル)のTRIMMEAN関数は、データ全体から上限と下限の一定の割合を排除して平均値を返します。極端なデータ値や異常値を排除することができます。
できること
指定データを除いた平均値を求める
Excelの対応バージョン
Excel2010、Excel2007、Excel2003、Excel2002
アドイン
必要なし
項目 | 詳細 |
---|---|
書式 |
TRIMMEAN(配列, 割合) |
配列 (必須) |
配列またはセル範囲を指定します。 |
割合 (必須) |
排除する割合を小数点で指定します。 重要排除するデータ数は「データ全体数×割合」で求められます。 例:データ数「10」、割合「0.2」なら「10*0.2=2」上限から1個、下限から1個の2個のデータが排除されます。 重要計算結果が奇数または小数点の場合は、少ない方の偶数に切り捨てられます。 例:データ数「30」、割合「0.3」なら「30*0.3=9」→上限4個、下限4個の8個が排除されます。 |
TRIMMEAN関数の使用例
式 | =TRIMMEAN(A2:C5,0.4) |
結果 66.50 |
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説明 |
12個のデータから上限から2個、下限から2個のデータを排除した平均値を求めます。 |
式 | =TRIMMEAN(A2:C5,0) |
結果 61.75 |
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説明 |
割合を「0」にすることでデータを排除しない場合の平均値が求められます。AVERAGE関数「=AVERAGE(A2:C5)」で求めた結果と同じになります。 |