IPMT関数の使い方
Excel(エクセル)のIPMT関数は、利率が一定であると仮定して、定額の支払いを定期的に行った場合の任意の期間に支払う利息を求めます。IPMT関数を使用して、元利均等返済の利息計算を行うことができます。
できること
借入に対する支払金利を求める
Excelの対応バージョン
Excel2010、Excel2007、Excel2003、Excel2002
アドイン
必要なし
項目 | 詳細 | ||||||
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書式 |
IPMT(利率, 期, 期間,現在価値, 将来価値, 支払期日) |
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利率 (必須) |
返済利率を指定します。 |
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期 (必須) |
利息支払額を求める期を指定します。 |
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期間 (必須) |
返済期間を指定します。 重要利率と同じ時間単位を指定します。 例:年利6%・3年ローン→利率(月)0.5%・期間(月)36回 |
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現在価値 (必須) |
借入金額 |
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将来価値 (省略可) |
将来価値を指定します。借入の将来価値は「0」になります。 重要省略した場合は「0」として処理されます。 |
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支払期日 (省略可) |
支払いをいつ行うかを指定します。 重要省略した場合は「0」として処理されます。
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IPMT関数の使用例(その1)
式 | =IPMT(B1/12, B2, B3*12,B4) |
結果 -20,833 |
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説明 |
1,000万円を年利2.5%の15年ローン、元利均等返済で借りた場合の1回目の利息支払額を求めます。(年利のため12で割って月の利率を求め、借入期間を12倍して月回数にしています。) 支払いの場合の計算結果はマイナスで表示されます。 |
使用例(その2)「5年経過後の元金返済額」
式 | =IPMT(B1/12, B2, B3*12,B4) |
結果 -14,736 |
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説明 |
同一条件のローンで、5年経過後の61回目の利息支払額を求めます。IPMT関数は、PMT関数「毎月の支払額」からPPMT関数「元金」を引いた値と同じになります。 毎月の支払額(PMT)=元金(PPMT)+利息(PMT) |