PV関数の使い方
Excel(エクセル)のPV関数は、利率が一定であると仮定した場合の、元利均等の投資(またはローン)の現在価値(借入金額)を求めることができます。
できること
ローンまたは投資の現在価値を求める
Excelの対応バージョン
Excel2010、Excel2007、Excel2003、Excel2002
アドイン
必要なし
項目 | 詳細 | ||||||
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書式 |
PV(利率, 期間, 定期支払額,将来価値, 支払期日) |
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利率 (必須) |
投資(またはローン)利率を指定します。 |
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期間 (必須) |
投資(またはローン)期間を指定します。 重要利率と同じ時間単位を指定します。 例:年利12%・5年ローン→利率(月)1%・期間(月)60回 |
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定期支払額 (必須) |
毎回の支払額を指定します。投資(またはローン)期間中の支払額の変更はできません。 | ||||||
将来価値 (省略可) |
投資の場合→積み立て目標金額 返済の場合→借入の将来価値は「0」になります。 重要省略した場合は「0」として処理されます。 |
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支払期日 (省略可) |
支払いをいつ行うかを指定します。 重要省略した場合は「0」として処理されます。
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PV関数の使用例(その1)
式 | =PV(B1/12, B2*12, B3) |
結果 8,694,381 |
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説明 |
10年ローンを年利2%で毎月80,000円支払う場合の、借入できる金額を求めます。毎月の支払額はマイナスで入力します。(年利のため12で割って月の利率を求め、借入期間を12倍して月回数にしています。) |
使用例(その2)「投資の計算」
式 | =PV(B1/12, B2*12, B3) |
結果 -8,251,093 |
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説明 |
20年間にわたって、毎月配当が50,000円支払われる証券(証券価格800万円)を購入した場合で、年利4%を見込んでいる場合の現在価値を求めます。この証券は、現在価値が証券価格800万円を上回るため、投資有利になります。また、戻り値は出金のためマイナスで表されます。 |