ISPMT関数の使い方
Excel(エクセル)のISPMT関数は、ローン期間中の任意の期間に支払う利息を求めます。ISPMT関数を使用して、元金均等返済の利息計算を行うことができます。
できること
元金均等返済の支払金利を求める
Excelの対応バージョン
Excel2010、Excel2007、Excel2003、Excel2002
アドイン
必要なし
項目 | 詳細 |
---|---|
書式 |
ISPMT(利率, 期, 期間,現在価値) |
利率 (必須) |
返済利率を指定します。 |
期 (必須) |
利息支払額を求めたい期を指定します。 |
期間 (必須) |
返済期間を指定します。 重要利率と同じ時間単位を指定します。 例:年利6%・8年ローン→利率(月)0.5%・期間(月)96回 |
現在価値 (必須) |
借入金額 |
ISPMT関数の使用例
式 | =ISPMT(B1/12, B2, B3*12,B4) |
結果 -13,773 |
---|---|---|
説明 |
15年ローンで1,000万円を年利2.5%、元金均等返済で借りた場合の61回目(5年経過後)の利息支払額を求めます。(年利のため12で割って月の利率を求め、借入期間を12倍して月回数にしています。) 支払いの場合の計算結果はマイナスで表示されます。 |
式 | =ISPMT(B1/12, B2, B3*12,B4)-IPMT(B1/12, B2, B3*12,B4) |
結果 963 |
---|---|---|
説明 |
上記条件で元金均等返済(ISPMT)と元利均等返済(IPMT)の差額を計算します。 元金均等(-13,773)ー元利均等(-14,736)=963 元利均等返済の方が「963円」利息支払額が多いことが分かります。 |