INDIRECT関数の使い方
Excel(エクセル)のINDIRECT関数は、指定されるセルに入力されているセル参照を用いて、間接的なセルの指定を行います。INDIRECT 関数を使用すると、数式自体を変更しないで、数式内で使用しているセル参照を変更することができます。
できること
セル参照を介して間接的なセルを指定する
Excelの対応バージョン
Excel2010、Excel2007、Excel2003、Excel2002
アドイン
必要なし
項目 | 詳細 |
---|---|
書式 |
INDIRECT(参照文字列, 参照形式) |
参照文字列 (必須) |
「A1 形式」、「R1C1 形式」の参照、参照として「定義されている名前」が入力されているセルを指定します。 |
参照形式 (省略可) |
参照文字列で指定したセルのセル参照の種類を、論理値で指定します。 TRUE または省略A1 形式のセル参照 FALSER1C1 形式のセル参照 |
INDIRECT関数の使用例
式 | =AVERAGEA(INDIRECT(B1)) |
結果 60.2 |
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説明 |
参照名「B1」に入力された名前を参照文字列にして、AVERAGEA関数を使用して平均点数を求めます。参照名を「A君」に変更すると、計算結果が「72点」に変わります。(A君の点数は範囲は「A君」、B君の点数範囲は「B君」と名前の定義が設定されています。) |