ERROR.TYPE関数の使い方
Excel(エクセル)のERROR.TYPE関数は、エラー値に対応する数値を返します。ERROR.TYPE関数を使用すること、エラー値の種類によって分岐を行うことができます。
できること
エラーの種類を数値にする
Excelの対応バージョン
Excel2010、Excel2007、Excel2003、Excel2002
アドイン
必要なし
項目 | 詳細 |
---|---|
書式 |
ERROR.TYPE(エラー値) |
エラー値 (必須) |
エラー値を調べたいセルを指定します。 重要エラーがない場合は、#N/A を返します。 |
エラー値の種類による戻り値
エラー値 | 戻り値 | 意味 |
#NULL! | 1 | セル範囲に共通部分がない。 |
#DIV/0! | 2 | 数式に 0 での除算が入力されている。 |
#VALUE! | 3 | 引数の種類が正しくない。 |
#REF! | 4 | 参照するセルが削除されている。 |
#NAME? | 5 | 存在しない名前が使われている。 |
#NUM! | 6 | 関数に不適切な値が使われている。 |
#N/A | 7 | データがない |
#GETTING_DATA | 8 | 別の関数に依存関係がある |
その他 | #N/A | その他のエラー |
ERROR.TYPE関数の使用例
式 | =ERROR.TYPE(A2/C2) |
結果 2 |
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説明 |
「7」を「0」で割ったときのエラー値「#DIV/0!」の場合の戻り値を求めます。 |