TIME関数の使い方
Excel(エクセル)のTIME関数は、入力されている時刻を少数に変換します。計算結果の小数は、0 ~ 0.99999999 の範囲にある値で、0:00:00 (午前 0 時) から 23:59:59 (午後 11 時 59 分 59 秒) までの時刻を返します。少数は書式設定により時刻として表示することができます。
できること
時刻を少数に変換する
Excelの対応バージョン
Excel2010、Excel2007、Excel2003、Excel2002
アドイン
必要なし
項目 | 詳細 |
---|---|
書式 |
TIME(時,分,秒) |
時 (省略可) |
時を表す数値を 0 ~ 32767 の範囲で指定します。省略した場合は 0 として処理されます。 重要23 を超える値は 24 で除算され、剰余が時間として計算されます。 |
分 (省略可) |
分を表す数値を 0 ~ 32767 の範囲で指定します。省略した場合は 0 として処理されます。 重要59 を超える値は 60 で除算され、時と分に変換されます。 |
秒 (省略可) |
秒を表す数値を 0 ~ 32767 の範囲で指定します。省略した場合は 0 として処理されます。 重要59 を超える値は時、分、秒に変換されます。 |
TIME関数の使用例(その1)
式 | =TIME(B1,B2,B3) |
結果 0.364722 |
---|---|---|
説明 |
セルに入力されている数値を引数として指定して「8時45分12秒」の少数を求めます。 |
式 | =TIME(B1,250,B3) |
結果 0.507083 |
---|---|---|
説明 |
セルに入力されている数値の内、時と秒を使用して「250分後」の少数を求めます。(12時10分12秒) |