MAXA関数の使い方
Excel(エクセル)のMAXA関数は、引数リストに含まれる数値の中で最大値を返します。
できること
範囲内の最大値を求める(文字列および論理値を含む)
Excelの対応バージョン
Excel2010、Excel2007、Excel2003、Excel2002
アドイン
必要なし
項目 | 詳細 |
---|---|
書式 |
MAXA(数値 1, 数値 2, ...) |
数値 1 (必須) |
最大値を求める 1 つ目の数値、または範囲を指定します。 重要範囲内の論理値 TRUEは 1 、論理値 FALSE及び文字列は 0 として処理されます。 |
数値 2 (省略可) |
数値 1以外に最大値を求めたい数値、または範囲がある場合に指定します。 |
MAXA関数の使用例(その1)
式 | =MAXA(B2:B6) |
結果 86 |
---|---|---|
説明 |
5教科の中で一番点数の高い値を求めます。文字列「欠席」は無視されます。一番小さい点数を求めたい場合はMINA関数を使用します。 |
使用例(その2)「論理値、文字列を含むリストの最大値」
式 | =MAXA(B1:B4) |
結果 1 |
---|---|---|
説明 |
文字列は 0 、論理値 TRUEは 1 、論理値 FALSEは 0 、として処理されるため、数値 ▲10 を含めた中で一番大きい 1 が返されます。論理値及び文字列を無視して数値のみで計算する場合はMAX関数を使用します。 |
式 | =MAXA(B2:B4) |
結果 1 |
---|---|---|
説明 |
引数の中に数値が含まれておらず、文字列と論理値のみの場合、MAXA関数の計算結果は 1 となります。 |