DCOUNT関数の使い方
Excel(エクセル)のDCOUNT関数は、データベース形式のデータ内で指定された列(フィールド)を検索し、条件を満たすレコードの中の数値が入力されているセルの個数を求めます。
できること
条件を満たすレコードのセルの個数を求める
Excelの対応バージョン
Excel2010、Excel2007、Excel2003、Excel2002
アドイン
必要なし
項目 | 詳細 |
---|---|
書式 |
DCOUNT(Database, フィールド, Criteria) |
Database (必須) |
各列の見出しが入力されているレコード(またはリスト)のデータ範囲を指定します。 |
フィールド (省略可) |
計算対象とする列を指定します。列の指定は列の見出しを「"」で囲み文字列で指定するか、左端から数えた列数を数字指定します。 重要フィールドを省略すると、レコード全体を対象として処理を行います。 |
Criteria (必須) |
条件が設定されているセル範囲を指定します。 重要セルに条件を入力する場合は
= の後の条件を「"」で囲みます。 |
DCOUNT関数の使用例(その1)
式 | =DCOUNT(A1:B6,2,D1:E2) |
結果 3 |
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説明 |
点数が61点以上90点未満のレコード数を求めます。条件を満たす「国語(80点)、数学(62点)、理科(72点)」の3個のレコード(行)が求められます。1つの列に複数の条件を設定し、すべての条件を満たすデータを求める場合は、複数の列に同じ見出しを付けて、同一の行に条件を入力(セルD2、E2)します。 |
使用例(その2)「ワイルドカード文字で条件を設定する」
式 | =DCOUNT(A1:C6,3,E1:E2) |
結果 3 |
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説明 |
商品名が「excel」から始まる商品のレコード数を求めます。条件の大文字・小文字は区別されません。特定の文字で始まる文字列を検索するには、頭に = を付けずに入力します。 |